DROBE/会員は10万人、月商1億円に/パーソナルスタイリングサービス (2022年4月14日号)

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 レディース向けファッションアイテムのパーソナルスタイリングサービス「DROBE(ドローブ)」を展開するDROBE(本社東京都、山敷守CEO)は4月7日に開催した、事業戦略・新サービスの発表会で、同社のパーソナルスタイリングサービスの会員が10万人を突破したことを明らかにした。月商は1億円を超えているという。
 同社のパーソナルスタイリングサービス「セレクトBOX」では、「プロのスタイリスト」と「独自開発のAI」が、ユーザーの嗜好や体型、予算に応じてスタイリングし、選定した商品を定期的に届ける。トップスやボトムスだけでなく、バッグやシューズなども組み合わせたトータルコーディネートを提案する。
 届いた商品は自由に試着でき、気に入った商品は購入することも可能だ。購入したくないアイテムは返品できる。
 今回リリースした、新たなサブスクサービス「セレクトBOXパス」では、期間を選択できる。
 従来の「セレクトBOX」では、毎回5点の商品を届ける。今回の発表会では、追加料金を払うことにより、1回の配達で届くアイテム数を8点に増やせるオプションサービスの提供を開始することも明らかにした。
 その他、AIによってパーソナライズされたお薦め商品を表示するサービス「ニューフィード」を開始することも発表した。同社では「検索しないEC」を志向しているという。
 「DROBE」の取り扱いブランド数は200を超えており、会員数は22年に10万人を突破したとしている。21年11月には、月商が1億円を超えたという。
 同社では今年5月以降、AIを活用した商品開発を行っていく予定だ。
 「将来的には、売れるものを売れる分だけ作る世界を実現していきたい」(同社)としている。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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