近鉄百貨店 22年2月期/国内ECは27%増収/食品と化粧品がけん引 (2022年4月14日号)

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 近鉄百貨店の22年2月期の国内EC売り上げは、前期比26.9%増の約28億円だった。中でも食品と化粧品の販売が堅調で、売り上げをけん引したという。中元や歳暮などシーズンごとの企画を強化したほか、品ぞろえの充実などを図って百貨店の強みを押し出した。
 21年4月から3980円以上購入した顧客を対象に送料を無料にしていることも、通販利用の拡大の促進につながったとみている。
 一方で、越境ECの売上高は同83%減の約6億円となった。法人による大口顧客からの注文がなくなったことが影響している。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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