アイビー化粧品/業績予想を下方修正/期初予想から6億8000万円減 (2022年4月7日号)

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「レッドパワーセラム」

「レッドパワーセラム」

 化粧品訪販のアイビー化粧品は3月25日、22年3月期の業績の下方修正を行った。修正後の売上高は、期初予想よりも6億8000万円少ない35億2000万円だとしている。アイビー化粧品では、コロナのオミクロン株の急速な流行による、販売機会の減少を、下方修正の要因として挙げている。
 下方修正後の営業利益は、期初予想よりも4億円少ない1億円になりそうだと予想している。
 アイビー化粧品では、「21年4―12月期中は、コロナの変異種が繰り返し流行し、緊急事態宣言やまん延防止等重点措置が発出されていた。22年1月以降、21年12月までの売上高の不足分を取り返すべく、『レッドパワーセラム』などの強化製品のリピート受注に取り組んだが、デルタ株の影響、オミクロン株の急速な流行により、会議やイベント、研修、勉強会のほとんどが中止や延期になった」としている。
 アイビー化粧品では、強化製品の「ホワイトパワーセラム」について、22年1―3月期の目標売上高として3億1200万円を揚げていた。実際には、1億4000万円になりそうだとしている。「レッドパワーセラム」についても2億3400万円の売り上げ目標を掲げていたが、8600万円となりそうな状況だとしている。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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