楽天/法人出品対応を本格化/フリマ「楽天ラクマ」を刷新 (2022年4月7日号)

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写真左から楽天グループの三木谷浩史社長、北海道の鈴木直道知事、日本郵政の増田寛也社長

写真左から楽天グループの三木谷浩史社長、北海道の鈴木直道知事、日本郵政の増田寛也社長

 楽天グループ(楽天)は4月5日、フリマアプリ「楽天ラクマ」を刷新し、事業者による出品を本格的に開始した。海外輸入品や産直品の出品も開始し、アパレルブランドによるアウトレット品の販売も開始する。事業者に出品を促し、流通総額拡大を加速する。
 事業者が出品できるサービス「ラクマ公式ショップ」の提供を開始した。中古品販売事業者が出品する「リユース」カテゴリーには、「RAGTAG(ラグタグ)」「ブランディア」「ALLU(アリュー)」など130社以上が参加。事業者も個人出品者同様に、初期費用など固定費無料で販売手数料のみで販売できる。
 楽天は「CtoC市場も拡大を続けているが、リユース市場の大半はBtoCが占めている。『楽天ラクマ』はBtoBも統合し、成長を加速する」(執行役員・松村亮氏)と話す。
 海外からの買い付け商品を取り扱う事業者が出品できる、「海外輸入」カテゴリーも追加した。40社以上が出品を開始している。22年半ばには、「ブランド公式(アウトレット・SALE)」カテゴリーも追加する。
 「産直・こだわり食品」サービスの提供も開始した。生産者や加工業者、卸業者など食品事業者が70社以上出品を開始している。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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