ポーラ/販売員の販売実績に加算/サロンにオンライン購入の仕組み導入 (2022年3月24日号)

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オンラインカウンセリングから専用ページに誘導

オンラインカウンセリングから専用ページに誘導

 化粧品訪販最大手のポーラ(本社東京都、及川美紀社長)は3月22日、訪販やサロン販売などの委託販売チャネルに、オンライン購入の仕組みを導入した。オンラインでカウンセリングを受けた顧客が、販売員から案内された専用ページで商品を購入すると、自宅などに商品が直送される。専用ページから商品を購入すると、ページを案内した販売員を追跡できるため、購入金額が販売員の販売実績に加算される仕組みだという。
 オンライン購入の仕組みではまず、ポーラの販売員であるビューティーディレクター(BD)は、顧客に対して、1対1のオンラインカウンセリングを行う。複数人が参加するオンラインワークショップに参加してもらうこともある。オンラインカウンセリングやワークショップで、商品の購入を希望する顧客に対しては、専用の購入ページのURLをメールで送信する。顧客が専用ページで商品を購入すると、決済が完了し、自宅に商品が届くという。
 オンライン購入の決済手段としては、クレジットカード決済と着払いを用意。オンラインカウンセリングやワークショップを積極的に実施している一部の店舗から、オンライン購入の仕組みをスタートするとしている。
 これまでポーラでは、BDがオンラインカウンセリングなどによって、顧客との関係を構築しても、商品購入してもらうために来店を促す必要があった。顧客がポーラのECサイトで商品を購入しても、販売員の販売実績に自動的に加算される仕組みがなかったという。オンライン購入の仕組みを導入することで、オンラインでの販売活動が、販売実績として評価されるようになる。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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