シーボン/アフターコロナに備え/主要サロンに免税電子化システム導入 (2022年3月17日号)

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「PIE VAT」を起動したスマホのイメージ

「PIE VAT」を起動したスマホのイメージ

 化粧品のサロン販売を手掛けるシーボンは3月1日、Pie Systems Japan(パイシステムズジャパン、本社東京都)が提供する免税電子化ソリューションを、東京・六本木店や大阪ヒルトンプラザ店などに導入した。シーボンは、将来的なインバウンド需要再開を見据えて、システムの導入に至ったとしている。
 シーボンが導入したのは、スマホアプリでスピーディーに免税手続きが完了するシステム「PIE VAT(パイ・ブイエイティー)」。免税品を扱う店舗のカウンターに設置する。
 免税品店を利用する外国人旅行客などは、パスポートを店頭で見せた上で、スマホアプリでQRコードか、6桁のコードを読み取る。店舗で受け取ったレシートをアプリでアップロードすると、商品を受け取れるという仕組みだ。
 シーボンは同サービスを、シーボン美癒六本木店、同GINZA、同大阪ヒルトンプラザ店、同なんば店、同京都店、C’BON BeautyOasis銀座店の6店舗に導入した。
 シーボンの免税担当者は、「これまで、免税品を販売する際の手続きとしては、パスポート情報の読み取りや、購入商品情報の入力、免税用梱包が必要で、時間と手間が掛かっていた。システムの導入により、スタッフの作業の手間が軽減できるようになった。お客さまにお待ちいただくストレスも軽減できるようになった」と話している。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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