メルカリ・ソウゾウ／ＢｔｏＣ事業の配送強化／「Ｓｈｏｐｓ」にクール便実装 （2022年3月17日号）

　メルカリとグループ会社のソウゾウ（本社東京都、石川佑樹ＣＥＯ）は３月７日、ＢｔｏＣ事業「メルカリＳｈｏｐｓ（ショップス）」において、クール便の全国一律価格での配送サービスを開始すると発表した。配送の利便性を高め、生鮮食品販売事業者のＥＣでの販路拡大と、「メルカリＳｈｏｐｓ」の活用促進を図っていく。
　ヤマト運輸との連携により、「クールメルカリ便」の提供を開始する。要冷凍・要冷蔵商品をサイズに応じた全国一律価格で配送する。東京都島しょ部はサービス範囲外となる。
　配送時には、専用のＱＲコードで情報の処理を行うため、宛名書きや会計は不要。全国のヤマト運輸営業所で商品を受け付ける。集荷後の配送状況は、「メルカリ」のアプリで通知する。
　「メルカリＳｈｏｐｓ」は２１年７月に開始したＥＣプラットフォームサービス。「メルカリ」アプリ上で、事業者が商品を販売することができる。「メルカリ」の取引商品は、「クールメルカリ便」のサービス対象外となる。