山本電気/特許フィルターの空気清浄機/ウイルス排出させない技術で (2022年3月10日号)

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空気清浄機「AirEat(エアイート)」

空気清浄機「AirEat(エアイート)」

 モーターや家電製品の山本電気(本社福島県、山本弘則社長、(電)0248―73―3181)は2月18日、国際特許を取得した技術を用いた、フィルターを搭載している空気清浄機「AirEat(エアイート)」の販売を開始した。
 特許は、香港科技大学が開発したコーティング技術をフィルターに施した。これにより、空気清浄機から排出される空気とともにウイルスや菌が散らないという。フィルターにウイルスを付着させ、2時間後には97%以上が抑制できたとする、日本電機工業会規格の試験結果もある。フィルター単体で除菌や抗菌を可能にした。
 「フィルター全体に空気があたるよう、フロントカバーには約1148個の穴が開いている。水玉模様となっており、インテリアとしてもおしゃれに見えるように、デザインにもこだわった」(同社の佐藤貴二氏)と話す。また、長年のモーター技術により、振動が少なく、風量を最大にしても音が静かになっている。
 無料アプリ「Smart LifeーSmart Living」を利用することで、外出先から電源やチャイルドロックなどの操作ができる。7日間の温度や湿度、PM2.5などの数値をグラフで確認もできる。
 27畳まで対応。価格は税込6万9850円。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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