ココロカ/高電位治療器を小型化/国内外で販路拡大へ (2022年3月3日号)

  • 定期購読する
  • 業界データ購入
  • デジタル版で読む
小型高電位治療器「キュービック1/f(エフブンノイチ)」

小型高電位治療器「キュービック1/f(エフブンノイチ)」

 電位治療器の体験販売を手掛けるココロカ(本社東京都、渕脇正勝社長)はこのほど、小型の高電位治療器「キュービック1/f(エフブンノイチ)」を発売した。従来のココロカの電位治療器と比べて40%軽量化しているが、従来品と同レベルの出力を維持している。局所治療ができる機能も追加した。同商品は、国内だけでなく、海外での展開も視野に入れているという。
 「キュービック1/f」は、ココロカが「一家に一台から一人一台」をコンセプトに開発した。「キュービック」という製品名の通り、一辺が165ミリメートルの立方体となっている。重さは3.6キログラム。同社では、「同じスペックの高電位治療器としては世界最小だ」としている。
 小サイズのため、家の中でリビングや寝室などに移動して使用できる。コロナの影響でリモートワークをしている人の使用にも適しているという。自宅で健康をケアしたいという人のニーズにも対応できるとしている。「今の時代に適した家庭用治療器だ」(同社)としている。
 ココロカではこれまで、治療器を体験会場で販売してきたが、「キュービック1/f」については、体験販売に加えて、今までとは異なる販路への展開も計画しているという。
 ココロカでは現在、(公財)日本レスリング協会など11のスポーツ団体と連携している。スポーツ選手経由で、現役のアスリートやコーチなどに、商品の認知を広げていきたいという。
 「体のメンテナンスやパフォーマンス向上のため、遠征などに電位治療器を持っていきたい」といった、スポーツ選手の要望を想定して、小型化した商品の開発を行ったとしている。
 「キュービック1/f」は、電源アダプターが海外でも使用できるように開発されている。海外での展開を視野に入れて開発した商品だという。

小サイズで、さまざまな場所で使える

小サイズで、さまざまな場所で使える

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

Page Topへ