ACRO/不正アクセスで流出/クレカ情報10万件被害か (2022年3月3日号)

  • 定期購読する
  • 業界データ購入
  • デジタル版で読む

 ポーラ・オルビスホールディングスの子会社、ACRO(アクロ、本社東京都、宮崎稔章社長)は2月24日、運営する化粧品ECサイトが不正アクセスを受け、顧客のクレジットカード情報10万3935件が流出した可能性があると発表した。
 不正アクセスを受けたECサイトは「THREE(スリー)公式オンラインショップ」と「Amplitude(アンプリチュード)公式オンラインショップ」の二つ。「スリー」では最大8万9295件、「アンプリチュード」では最大1万4640件が流出した可能性がある。
 21年8月に第三者機関に調査を依頼。10月に調査が完了し、情報流出の可能性があることを確認した。個人情報保護員会への報告と、所轄警察署に被害届を提出した後、報道発表に踏み切った。
 アクロは「今回の事態を厳粛に受け止め、全力で再発防止のための対策を講じていく」とのコメントを出した。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

Page Topへ