ヤマノホールディングス 21年4―12月期/DSM事業は8.7%減収/健康食品の定期販売導入を検討 (2022年2月24日号)

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 健康機器などの催事販売や訪販を手がけるヤマノホールディングスの21年4―12月期(第3四半期)のDSM(訪販)事業の売上高は、前年同期比8.7%減の7億2500万円だった。コロナの影響で、催事販売を行う展示会の集客が、依然として厳しい状況だったことが、減収の要因となった。同社では、酵素ドリンクなどの健康関連商品の需要が高まっていることから、健康食品の定期販売を行うための仕組みの導入を今後検討していくとしている。
 同社の21年4―12月期のDSM事業の営業利益は、1900万円の赤字となった。前年同期の営業利益は3200万円の赤字だった。販売コストの見直しに加えて、コスト管理の強化や、事業所の統廃合を行った結果、赤字幅を縮小できたとしている。
 ヤマノホールディングスでは、21年4月以降、酵素ドリンクなどの健康食品の需要が高まっているという。同社では、販売員による一度の提案で、商品を継続的に販売できるようにするため、定期購入の仕組みを導入することを検討しているという。具体的にいつごろ、どのような方法で導入するかについては明らかにしていない。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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