マクアケ 21年10―12月期/サービス規模成長が鈍化/応援購入総額は19%増の53億円 (2022年2月10日号)

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 マクアケが運営する応援購入サイト「Makuake(マクアケ)」の21年10―12月期(第1四半期)における応援購入総額(GMV)は、前年同期比19.0%増の53億6953万円だった。前四半期(21年6―8月期)比では7.5%の減少となり、コロナ禍以降続く急成長に陰りが見られた。
 「Makuake」のCVR(転換率)は、前年同期比1.9ポイント減の2.8%となった。会員数や掲載プロジェクト数が拡大を続ける中、CVRの低下がGMVの成長を鈍化させている。
 22年9月期通期でのGMVは前期比39.3%増となる300億円を計画している。閲覧・購入履歴をもとにしたサジェスト機能(3月以降実装予定)など、スマホアプリを中心としたCVR向上施策を通じ、第2四半期以降のGMV拡大を図っていく。
 マクアケの連結売上高は前年同期比16.1%増の11億5200万円、営業利益と経常利益はともに前年同期比74.6%減の3800万円だった。四半期純利益は14.4%減の9000万円だった。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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