そごう・西武 第3四半期/通販・EC売上は増収/デリバリーの利用も拡大 (2022年2月3日号)

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 セブン&アイ・ホールディングス傘下の、そごう・西武(本社東京都、林拓二社長)は、21年3―11月期(第3四半期)のEC売上高が前年同期比0.5%増の30億5400万円だった。中元、歳暮の売れ行きが堅調に推移した。デパ地下食品のデリバリーサービスの利用も拡大した。
 デリバリーサービスは、東京・池袋店が21年2月から開始。その後、各地の店舗でもサービスを広げた。顧客がネット注文した商品を配送しており、1日の注文件数は約90件。
 通販売り上げはECが大半を占める。足元では、おせちの売り上げが前期比40%増となった。5万円以上の高額なおせちを購入する顧客が目立った。通期のEC売り上げも堅調な伸びとなりそうだ。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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