ディーエスエス/戸建て住宅の営業強化へ/産業用と両立し収益確保 (2022年1月27日号)

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 太陽光発電や蓄電池のテレアポ訪販を手掛けるディーエスエス(本社愛知県、木下誠剛社長)は、戸建て住宅向けの営業を強化する。
 昨年は、産業用に軸足を置いて経営体質の強化を図ってきた。今後は、住宅用の営業にも再度力を注いでいく計画だ。
 同社の営業手法はテレアポが中心。しかし、コロナ禍の影響や品不足の影響も考慮して営業手法については、「新たなスキームを考える必要があるかもしれない」(木下社長)と話している。
 同社がこれまで注力してきた産業用太陽光発電事業では、昨年だけで1400カ所の工事申請を実施。現在は400~500カ所の案件が進んでいるという。産業用太陽光発電を強化することで雇用創出につながり、社会貢献活動としても推進している。産業用分野を進めていく理由には、農業分野への進出を目指す背景もある。
 今後、戸建て向けの営業を強化しつつ、SNSでの情報発信や、ウェブ広告、ホームページのリニューアルなども視野に入れている。ブランディングや販促に繋がる施策も講じていく予定だという。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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