ポーラ/糖化汗によるダメージをケア/最高峰ラインを拡充する路線に (2022年1月20日号)

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 化粧品訪販最大手のポーラ(本社東京都、及川美紀社長)は4月1日、ポーラの最高峰ブランド「B・A(ビーエー)」から、糖化汗による大人の毛穴ダメージをケアする保湿化粧水「ローション イマース」を発売する。ポーラはコロナ以降、「B・A」の商品拡充を進めており、20年4月以降に発売された「B・A」の商品は今回で14品目目となる。
 「ローション イマース」は、ポーラオリジナル美容成分である、「ヒマラヤ雪ノ下AG」と「完熟ツルレイシAG」を配合している。肌の糖化に着目した成分として「YACエキス」「EGクリアエキス」、「仙人殻ロスマ」なども配合している。
 「B・A」の研究を行うB・Aリサーチセンターは、20年以上にわたる「糖化」の研究から、汗の中に含まれるタンパク質が糖化するという事実を発見したという。
 「ローション イマース」には、糖化汗から角層を守り、保水ベールを形成する新処方「スムージング・イマースリキッド」を採用している。
 120ミリリットル入りで、価格は税込1万2000円となっている。
 ポーラはコロナ以降、最高峰ラインの商品群を次々と拡充することによって、顧客との対面接客の機会が減った販売員の販売のモチベーションを高める戦略を取っているとみられる。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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