Delivery Hero/日本市場から撤退/フードパンダ、3月めどに (2022年1月13日号)

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 デリバリーサービス「foodpanda(フードパンダ)」を運営するDelivery Hero(デリバリーヒーロー)は12月22日、22年1―3月期(第1四半期)をもって、日本市場から撤退することを明らかにした。参入企業の増加により、従来通りの収益確保を見込めなくなったことが、撤退の理由だとしている。
 日本市場からの撤退にあたり、同社の子会社で、日本でフードパンダのサービスを手掛けるDelivery Hero Japan(デリバリーヒーロージャパン)を売却する方針だ。21年12月22日時点では、売却先や売却額は公表していない。
 日本市場からの撤退について「簡単な決断ではなかった。市場に参入したときとは異なる現実に直面し、より可能性を秘めた別の成長機会を探し求めなくてはならなくなった」(ニクラス・オーストベルクCEO)と説明した。今回の撤退報道を受け、デリバリーヒーロージャパンはコメントを控えている。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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