メルカリ/61.6%の株式取得/鹿島アントラーズを子会社化

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写真左ら日本製鉄・津加宏執行委員、鹿島アントラーズ・エフ・シー・庄野洋代代表取締役社長、メルカリ・小泉文明取締役社長兼COO

 メルカリは7月30日、日本製鉄の子会社の鹿島アントラーズ・エフ・シー(鹿島アントラーズ、本社茨城県、庄野洋社長)を子会社化すると発表した。日本製鉄が保有する発行済株式72.5%のうち61.6%を取得する。株式譲渡は公正取引委員会の承認が得られることを条件としている。7月30日付で株式譲渡契約を締結した。
 3社はメルカリが保有するテクノロジーと経営ノウハウを共有することで、経営基盤を強化できると判断。メルカリが経営参画する理由は、(1)顧客層の拡大(2)ブランド力の向上(3)ビジネス機会の創出─の3点としている。
 都内で行われた報道関係者向けの発表会において、メルカリの小泉文明取締役社長兼COOは、メルカリが持つノウハウについて言及。サービス開発を手掛けてきた事業運営のノウハウと、短期間で成長する組織作りを達成してきた組織運営のノウハウについて説明した。
 今後の方針として、テクノロジーの活用を通じた地域経済の活性化を目指す。「メルカリ、鹿島アントラーズ、地域の三位一体でスポーツビジネスを推進していく」(小泉COO)と言う。
 日本製鉄は鹿島アントラーズの筆頭株主だった。91年、行政や地元企業とともに鹿島アントラーズを立ち上げた。メルカリは17年、鹿島アントラーズのクラブオフィシャルスポンサー契約を締結している。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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