【HANERU 中島麗華取締役社長】 <25年7月に新ブランド「Yeoun(ヨウン)」を立ち上げ> /ファッションで女性の課題を解決したい(2025年10月16日号

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 30~40代女性向けファッションブランド「reca(レカ)」を主力にEC事業を手掛けるHANERU(ハネル、本社福岡県、中島麗華社長)は2009年の創業以来、右肩上がりで成長を続ける。25年7月には新ブランド「Yeoun(ヨウン)」を立ち上げるなどさらなる成長に向けた取り組みを加速。25年8月期の売り上げは前期比7%増の16億円の見通しだ。HANERUの創業者である中島麗華取締役社長に、業績の要因や今後の取り組みについて聞いた。

 ─2009年の事業立ち上げの頃から聞かせてください。
 私の父がメンズアパレル事業を行っていました。その当時、韓国にレディースアパレル商材を取り扱う市場があると聞き、現地に見に行ったのが私とアパレル業界との初めての接点でした。知識や経験はありませんでしたが、レディースアパレルで起業したいと思ったのがHANERUの創業の経緯です。
 2009年に自社ブランド「reca(レカ)」を立ち上げました。創業当初は知名度がなかったこともあり、まずは楽天市場で販売すると決めました。商品を仕入れた経験も販売の経験もなかったので、誰をターゲットにするのかも当初は決まっていませんでした。まずは、自分がかわいいと思うものを仕入れていましたが、創業から1年ほど経過した時、明確に販売対象を決めないとうまくいかないと分かりました。主婦のお客さまが多かったこともあり、30~40代女性を主な対象とすることに決めました。
 コロナ禍前は、韓国に2カ月に一度は仕入れに出向いていましたが、現在はオンラインによる商談が中心で、国内メーカーからの仕入れも行っています。
 その後、

(続きは、「日本ネット経済新聞」10月16日号で)

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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