ヨドバシカメラ(本社東京都、藤沢和則社長)は11月1日、TikTok Shop(ティックトックショップ)に、公式ショップ「ヨドバシストア」を開設した。ティックトックショップの運営については、関連企業であるトレンドキャスケットが担当している。トレンドキャスケット(本社東京都)は、美容商品をプロの手で比較体験できる実店舗「Yodobloom(ヨドブルーム)」をヨドバシカメラと協業で運営している。「ヨドブルーム」はSNSを通じた、体験型店舗。SNS運用に強みを持つトレンドキャスケットが、ティックトックショップを任された形だ。ティックトックショップの現状や課題について、トレンドキャスケットの二階堂京介社長に話を聞いた。
ティックトックショップは25年6月からサービスが始まった。開始当初、販売しているのは外国企業が中心で、日本企業で本腰を入れている企業もほとんどなかった。そのため、あまり注目されていなかったように思える。
だがティックトックのメインユーザーは若年層だ。ヨドバシカメラのECで獲得できていない層を補完できる。「ヨドバシ・ドッド・コム」とシステムを連携し、利便性を高め、本腰を入れて運営すれば、勝機があると考えた。
ヨドバシカメラはもともと家電量販店だが、ECは、総合ECとして運営している。ティックトックショップでは、菓子や化粧品、日用品などを販売している。
(続きは、「日本ネット経済新聞」11月20日号で)
【ヨドバシのティックトックショップを担当】トレンドキャスケット 二階堂京介社長/「総合EC」として若年層の獲得を(2025年11月20日号)
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