再春館製薬所は10月21日から2日間、東京・セルリアンタワー東急ホテルでメディアやタレントなどを招いてプレゼンテーションと懇親会を開催し、定員を超える300人以上が出席した。プレゼンテーションは、加齢を加速させる皮膚上のタンパク質(加齢加速たんぱく)を抑制する効果がある成分を発表。今秋から販売予定の製品にその成分を配合することを明らかにした。
冒頭のあいさつで綾部隆一取締役が「化粧品は『ドモホルンリンクル』の8点だけで展開しているが、国内化粧品ブランドの中で5番目に愛用されているブランドとなっている。通販で1日4000~6000件の顧客の声が集まり、その声をもとに最新の研究と新しい原料を探している」と話した。
プレゼンテーションでは、熊本・不知火地方で栽培されている「不知火菊(しらぬいぎく)」から抽出したエキスが加齢加速タンパクを抑制し、しわやシミを防ぐ可能性が高いことを発表した。
「ドモホルンリンクル」は4年に1度のペースでリニューアルしており、今秋販売する製品でキーとなる成分という。顧客への告知はこれから行っていく。
「41年前に『ドモホルンリンクル』を発売したとき、当時は医療用でしか使用していなかったコラーゲンを初めて化粧品に配合した。新しいものが根付くような商品を研究している」(綾部取締役)と話した。
(続きは「日本流通産業新聞」10月29日号で)
再春館製薬所/今秋販売の製品に新成分/肌の加齢抑制に期待
記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。


