【Dr.トレーニング 山口元紀社長】 水は体の60%、水素水で意識的に変える(2023年5月18日号)

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 メディカルパーソナルジム「Dr.トレーニング」を運営するDr.トレーニング(本社東京都、山口元紀社長)は2月、全25店舗に、日本トリムの電解水素水整水器を設置した。ジムを利用する人に、トレーニングの前後に、電解水素水を飲んでもらっているという。当初は水素水に懐疑的だったという山口元紀社長が、電解水素水整水器を導入したのは、自分で飲んで電解水素水のメリットを体感したからだという。「体の60%は水でできている。お客さまには、体に取り入れる水を意識的に変えてもらいたい」と話す山口社長に、導入の経緯について聞いた。

■500種類のトレーニングをカスタマイズ

 ─「Dr.トレーニング」について教えてほしい。
 「Dr.トレーニング」は、医学的な視点と、パーソナルトレーニングを掛け合わせたサービスだ。医者や理学療法士など、各医療分野に詳しい専門家がチームを組んで、パーソナルトレーニングを提供している。専門の病院とも提携している。
 ジムの利用者には、500種類のトレーニング方法から、オーダーメードで、その人の目的や体型、体調、生活習慣に合ったトレーニングを設計し、サポートする。
 当ジムの利用者の約50%が、ダイエットなど、ボディーメークのために利用している。マタニティーや、けがのリハビリ、スポーツのパフォーマンスアップを目的に利用している人もいる。
 週に1回利用するお客さまが多い。
 ジムの店舗は東京や大阪を中心に25カ所で運営している。


■「水」が体づくりの根源

 ─日本トリムの電解水素水整水器を導入したきっかけが知りたい。
 友人から紹介してもらったのがきっかけだった。
 当初私は、水素水には懐疑的で、どちらかといえばネガティブな印象を持っていた。
 友人に勧められて、とりあえず自分で体感してみようと思い、自宅に導入してみた。しばらく日常的に水素水を飲んでいると、しっかりと体感できた。
 まず、水素水で作ると、料理がとてもおいしくなった。サプリメントを水に溶かす際も、普通の水より溶けやすくなった。
 私は会食で飲酒することも多い。飲酒後に帰宅しても、寝る前に水素水を飲むと、翌日スッキリ起きられるようになった気がする。
 当社が運営するジムでは、「体づくりを習慣化する」のがベースだと考えている。体づくりには、「栄養」と「睡眠」と「運動」が必要だ。
 その中でも、「栄養」の根源は水だと考えている。体の60%を占めるのは水だ。体に取り入れる水を意識的に変えることが、とても重要だ。意識的に変えていくことは、当社のミッションであるとも考えている。
 日本トリムの電解水素水整水器は、厚生労働省から認定された医療機器だ。企業として上場しているという点も、導入して間違いはないと考えた。
 ─ジムの利用者は、どういったタイミングで水素水を飲んでいるか。
 トレーニングの前後に飲むことを推奨している。のどが渇いたときには、体はすでに水分が足りていない状態だ。のどが渇く前に、水分を補給することが必要だ。
 例えば、プロのスポーツ選手は、自分の「水を飲むタイミング」をルーティンで決めている人が多い。スポーツをしていて、水分が足りなくなるタイミングが分かっているからだ。適切なタイミングで水分を補給すれば、パフォーマンスの向上につながる。


■プロテインと掛け合わせ

 ─整水器をジムに導入してから、お客さまの反応はどうか。
 反応はとてもいい。
 当社のジムの利用者は、もともと健康リテラシーが高い人が多く、30%程度の人が、すでに水素水整水器を知っていた。ジムに整水器を導入しても、抵抗なく利用してくれている。
 ジムに整水器を導入したことがきっかけで、整水器に興味を持ち、自宅用に整水器を購入した人もいる。
 ただ、「水素水を飲んでも本当に体感があるのか」といった懐疑的な思いを持つ人も少なくない。コンビニなどで販売されているペットボトルの水素水との違いを、まだ感じていない人が多い。
 水素水を体感する声として最も多いのが、「プロテインが溶けやすい」という声だ。
 当社では、プライベートブランドのプロテインを開発し、ジムの利用者に提供している。当社が開発したプロテインは、腸内環境の改善につながる成分を配合している。
 日本トリムの電解水素水も、胃腸症状の緩和につながる。腸にとって良いものと良いものを掛け合わせて提供することができると考えている。

25店全店に電解水素水整水器を導入した。スタッフも飲用

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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