【カイアニジャパン 加藤嘉明ジェネラルマネージャー】 日本独自の「美活」を提唱(2022年8月25日号)

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 カイアニジャパン(本社東京都)は、加藤嘉明ジェネラルマネージャー/社長が就任してから1年が経過した。今期の戦略は、「美活」を提唱していくことで組織の拡大を図る。

 ─21年6月9日付で社長に就任してから1年が経過したが、加藤社長が最も力を入れて取り組んだことは。
 最初に取り組んだことは、会員の知識レベルやビジネスの傾向を理解すること。それと同時に、情報発信しながら会社に対するアクティブなイメージを作っていった。そして、新規会員を獲得することでビジネスをドライブするというモチベーションをグループへかけていった。
 ─21年12月期の決算業績において売上高はどうだったか。
 残念ながら、昨秋に製品の欠品が発生したため、計画を下回った。コロナ禍で船便が遅れて、オートシップが2回遅延したが、結果的には前期と比較して現状維持だった。会員数は微増だった。
 ─会員のコアの年齢層は。
 60歳代後半だ。男女比は女性が約7割、男性が3割だ。
 ─営業利益の改善と人材の適正化を図るとしていた。
 まず、社内の人材の適材適所というところで組織の見直しを行った。広報・マーケティングの強化を図り、オペレーションのストリームライン化も行った。利益面では固定費を15%削減して、オフィスも移転した。
 ─製品戦略として、主力製品の「サンライズ」「サンセット」の処方を変更するとしていた。
 メイン製品の「サンライズ」は、新しい処方で5月末に出荷した。「サンセット」はすでに21年9月に変更している。
 ─新たなボディマネジメントプログラムの「ナイトロニュートリション」の日本導入は。
 オリジンという植物性のプロテインがメイン成分となるが、グローバルフォーミュラの開発が若干遅れている。今年末には導入したい。
 ─ターゲット層は。
 30代後半~50代後半で、60%が男性、40%は女性だ。まず、フィットネスのトレーナーを中心に集めている。トレーナーは、自身の顧客をたくさん作り、その顧客に対して「ナイトロニュートリション」を販売していく格好になる。
 ─21年7月から営業部隊を発足し、休眠顧客を掘り起こすとしていた。

(続きは、「日本流通産業新聞」8月25日号で)

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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