【物流の24年問題】24年問題の変革を好機と捉え(2023年8月10日・17日夏季特大号)

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 拘束時間の上限や休息期間などを改正する改善基準告示が24年4月1日に施行される。物流の24年問題は直前に迫っている。この24年問題を解決するため、政府は「物流政策パッケージ」を公表し、運送業界に変革を促している。この影響は訪販や通販・EC業界にどのような影響を与えるのか。訪販業界は、送料値上げの影響を懸念し、通販・EC業界は対応策が急ピッチで進む。「物流政策パッケージ」には送料無料表示の見直しも含まれており、この対応にも追われそうだ。業界に影響するのは「送料の値上げ関連」「運べない影響」の2点と指摘されている。業界の物流事業を手掛ける各社の取り組みを紹介し、24年問題の影響を分析する。

(続きは、「日本流通産業新聞」8月10日・17日夏季特大号で)

■掲載記事
・<輸送・宅配> ヤマト運輸/「持続可能な物流」の実現を/ドライバー負担の軽減を目指す
・<BtoB輸送・宅配> CBcloud 執行役員 経営企画本部 本部長 久保田弦氏/ドライバー5万人の基盤を強みに
・<専門家の視点>  東海大学総合社会科学研究所 Eコマースユニット 小嵜秀信客員教授/問題を好機と捉え、値上げ対応を
・<業界団体の視点> 全日本トラック協会 吉田将一次長/「送料無料」問題の反応は2極化
・<輸送・宅配> 佐川急便/協業で幹線輸送の効率化を/九州へはフェリーの活用も
・<物流代行> スクロール360/2024年問題に対応/新プランで中小支援強化
・<物流代行> ティーライフ/24年問題の戦略拠点/運送業許可取得でコスト削減も
・<物流代行> スミレ・ジョイント・ロジ/ロボ導入で生産性向上/人との共存にも注力を
・<DM・配送> 地区宅便/グリーン物流で貢献/ポストイン配送を強みに
・<物流代行・ソリューション> SBSホールディングス Eコマース事業推進部 部長 大森茂氏 コマースロボティクス 代表取締役 伊藤彰弘氏/【SBSホールディングス】EC専用拠点に積極投資/【コマースロボティクス】次世代型物流サービスを提供
・<物流代行> ディーエムソリューションズ マーケティング室 室長 坂倉邦彦氏 マーケティング室 課長 角田和樹氏/生産性向上と価格維持へ
・ <自動ロボット> Gaussy 代表取締役社長CEO 中村遼太郎氏/月額制とシェアリング倉庫のシナジー
・<ソリューション> PacPort 代表取締役 沈燁氏 アイホン 商品企画部プロジェクト統括リーダー 三浦勇吾氏/【PacPort】配送を人の認証からモノの認証へ/【アイホン】20万棟の居住者の再配達削減に貢献
・<BtoB輸送> セイノーホールディングス 執行役員 経営企画室担当 神谷敏郎氏/持続可能な物流網づくりに貢献
・<ソリューション> SBS東芝ロジスティクス 関西支店・支店長 茨木直樹氏 合理化推進担当責任者 青島大志氏 Hacobu 取締役・執行役員COO 坂田優氏/導入2カ月で月420時間の削減へ

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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