ニナファームジャポン/22年3月期、100億円が視野に/前年同期間比10%増で推移 (2022年1月1日新年特大号)

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 ニナファームジャポン(本社東京都、ベジット・イディアス会長)の業績が好調だ。21年4―11月の売上高は前年同期間比10%増で推移しており、年間最も月間売上高が期待できる22年3月度を控えていることから、22年3月期は売上高100億円の達成が視野に入っている。
 同社は、NB事業開始から15周年となる22年3月期の売上高目標を、100億円に引き上げる目標を掲げている。
 好調な業績の背景には、全国にある会員運営のサロン「プラッス ドゥ ニナ」や、昨年から力を入れているピンレベルに対応したトレーニングがある。12月・1月には、3回目となる組織ができ始めたタイトルのさらなる育成を目的とした「ワンチームプロジェクト・ラピス・サファイアトレーニング」を開催する予定だ。1日6時間のカリキュラムで構成し、コンプライアンスを含め、報酬プランが「バイナリー」のため、必ず1人が2人を勧誘するということを徹底。「トーク内容を平準化すれば、同時にコンプライアンスを担保できる」(NB事業本部)と話す。今後は定例での開催を予定している。
 22年1月からは、会社と会員が共同で新規会員向けに説明会を行う「共催新規説明会」を計画。経営幹部が参加して、ニナファームジャポンの方向性と理念を伝えようというもので、月2回の開催を計画する。
 また、21年11月からは、米国の女優で「X―ファイル」などに出演したジリアン・アンダーソンを広告塔に、特設ブランドサイトを開設すると同時に、全国の空港や雑誌広告、ウェブ広告などへの露出を増やし、メディア戦略を強化している。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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