アスクル/テストマーケを支援/顧客像の把握や認知向上を支援 (2021年12月9日・16日合併号)

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 アスクルは12月1日、日用品ECサイト「LOHACO(ロハコ)」において、メーカー向けテストマーケティング支援プログラム「LMP Insight Test(ロハコ マーケティングプラットフォーム インサイト テスト)」の提供を開始した。メーカーと新商品の発売前にテストマーケティングを実施し、新商品の販売動向や商品レビュー、ターゲット像の把握などを支援する。メーカーと協業して、「ロハコ」の販売促進にもつなげる。
 「LMP Insight Test」は、「ロハコ」での販売が決定した商品のテストマーケティングを支援するサービス。対象商品を「ロハコ」で集中的に露出し、販売動向や顧客属性、商品評価など詳細な購買検証レポートをメーカーに納品する。テスト販売で新商品の認知を高めながら、手間なくテストマーケティングが実施できるという。
 「LMP Insight Test」を先行導入した味の素の「コムタンクッパ」では、属性分析により「50代~60代」「女性」「東京在住」の顧客比率が高いという傾向が分かった。顧客像が明確になったことで、プロモーションの際のターゲット選定などに役立った。
 さらに、商品への反応率分析やレビュー投稿内容から、「コムタンクッパ」はレトルトカレーなどの「簡便派」食品カテゴリーに属していながらも、韓国料理やエスニック系の商品だけでなく、調味料などの「自炊派」食品カテゴリーなどの顧客の反応率が高いと判明した。
 これにより、「コムタンクッパ」を購入する人は「簡便さを求めつつも食へのこだわりもある」層であることが分かり、広告のキャッチコピーなどの参考になったという。
 「LMP Insight Test」の所要期間は販売開始から約1カ月で費用は100万円(税抜)。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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