ストリーム 21年2―10月期/EC売上高3.8%増/巣ごもり需要一巡も成長継続 (2021年12月9日・16日合併号)

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 ストリームの21年2―10月期(第3四半期)におけるEC売上高は、前年同期比3.8%増の197億2800万円となった。巣ごもり需要による消費が落ち着きつつも、ECモールでのポイント還元など、積極的な販促施策も奏功し増収を継続した。
 ウェブ接客ツールを活用した大型家電の配送設置サービスの実施により、洗濯機・冷蔵庫といった白物家電の販売が伸びた。半導体の不足で品薄が続くPC・周辺機器など在庫確保も、売り上げの向上につながっている。
 EC事業の営業利益は同21.2%減の5億6900万円だった。広告宣伝費の増加や、価格競争に伴う売上総利益率の低下などが減益要因としている。
 連結子会社が手掛けるビューティー&ヘルスケア事業や、自社物流拠点を活用した3PL事業などを含んだ連結売上高は、同2.4%増の208億700万円だった。
 全体の営業利益は同29.5%減の3億3500万円、経常利益は同29.9%減の3億2100万円、四半期純利益は同27.5%減の2億6900万円だった。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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