ビームス/VR店舗を限定営業/メタバース空間で接客・販売 (2021年12月2日号)

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VR店舗でリアル商品の販売や接客を実施(※画像は前回出店時のもの)

VR店舗でリアル商品の販売や接客を実施(※画像は前回出店時のもの)

 アパレル大手のビームス(本社東京都、設楽洋社長)は11月29日、VR(仮想現実)内でリアルの商品を購入できる仮想店舗を開設すると発表した。出展するVRイベント開催中の期間限定で営業する。アバターを介したスタッフの接客など、メタバース(巨大仮想空間)を活用した新たな購買体験の創出を図っていく。
 12月4日から同19日にかけてオンラインで開催される、世界最大規模のVRコンテンツの展示会「バーチャルマーケット2021」に、「BEAMS(ビームス)バーチャルショップ」を出店する。ビームスが同イベントでVR店舗を開設するのは3回目。
 店舗内ではデジタルコンテンツに加えて、アパレルアイテムや雑貨などリアル商品の販売も行う。商品は3Dモデルで店舗内に陳列され、ユーザーはアバターを介した自身の操作で商品の確認や購入が可能。
 会期中の日中は、「BEAMS」のスタッフが交代で店舗に登場する。アバターの動きや音声通話を活用し、実店舗さながらの接客を行う。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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