エイチ・ツー・オーリテイリング 中間期/ECなどの売上18%増/昨年から引き続き順調推移(2021年11月18日号)

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 阪神、阪急百貨店を傘下に持つエイチ・ツー・オーリテイリングは、21年4―9月期(中間期)連結決算における百貨店ECとウェブ決済サービス「リモオーダー」の合計売上高が前年同期比17.8%増の約44億円だった。ECはコロナの影響で昨年も大きく伸長しており、今年も順調に推移している。
 ECだけの売上高は同2.7%増の約38億円。
 「昨年のコロナ禍を通じて顧客がいろいろな方法で買い物をすることに慣れた。その中でECを抵抗感なく使う機会が増えたのではないか」(総務室広報部)と話す。下期は、話題性のあるMDの拡充や、利便性向上でECサイトの魅力アップに取り組む。サイトの閲覧しやすさ、商品情報の豊富さ、買いやすさなどを追求していく。
 「リモオーダー」は店頭の商品をウェブで決済できる。来店しなくても店頭商品を購入できるサービス。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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