ベネッセホールディングス 21年4―9月期/通信教育事業は微増/コロナ禍の好調維持(2021年11月18日号)

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 ベネッセホールディングスの21年4―9月期(中間期)の売上高は、前年同期比4%増の2174億500万円だった。そのうち、進研ゼミとこどもちゃれんじからなる、通信教育の売上高は、前年同期比0.6%増の785億400万円だった。
 同社の20年4―9月期の通信教育の売上高は、コロナの影響もあり8.8%と大幅な増収になっていた。21年4―9月期は、塾・教室事業の顧客増、学校向け教育事業の受注増はあったものの、進研ゼミの延べ在籍人数が減少。進研ゼミの売上高は、前年同期比1.4%減の540億9000万円となった。
 こどもちゃれんじの売上高は前年同期比5.5%増の244億1400万円だった。国内における、こどもちゃれんじの価格改定と、中国の為替換算時の影響により増収とはなったものの、21年9月末時点の延べ在籍数は、前年同時点比2%減の1176万7000人となったという。特に国内の延べ在籍数は、前年同時点比で4.7%の減少となったとしている。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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