メルカリ 21年7―9月期/流通総額2034億円/売上高51%増の336億円(2021年11月4日号)

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 メルカリの21年7月―9月期(第1四半期)連結売上高は、前年同期比51.8%増の336億3400万円だった。「メルカリ」の国内流通総額は同19.2%増の2034億円となった。コロナ禍でフリマアプリの需要拡大や、販促企画の奏功が高水準での成長を後押ししている。
 売上高は「収益認識に関する会計基準」を期首から適用したもの。適用前の売上高は同30.0%増の288億円だとしている。
 7月末には、「メルカリ」内にネットショップを開設できる新サービス「メルカリShops(ショップス)」を開始した。「多くの出店リクエストがあり、想定以上の反響をいただいている」(IR)と言う。
 第1四半期の営業利益は同133.4%増の8億4900万円、経常利益は同218.1%増の8億3400万円、四半期純損失は1億1900万円(前年同期は42億8100万円の黒字)だった。
 法人税等で約8億9400万円を計上したことが損失要因となった。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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