日本通信販売協会〈ネクストジェネレーションコマースアワード発表〉/大賞は「rebake」/消費者ニーズに対応したEC企業を表彰(2021年10月28日号)

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クアッガ 斉藤優也代表

クアッガ 斉藤優也代表

 公益社団法人日本通信販売協会(JADMA、事務局東京都、粟野光章会長)は10月21日、注目のEC企業を表彰するイベント「Next―generation Commerce Award(NgCA、ネクストジェネレーションコマースアワード)2021」の受賞企業を発表した。大賞にはクアッガが運営するパンのお取り寄せサイト「rebake(リベイク)」を選出した。
 JADMAが主催する「NgCA」は、EC分野において消費者のニーズに対応した先進的な施策を展開している事業者を表彰するイベント。19年から毎年開催しており、第3回となる今回は、生活者変化に対応する2社への表彰が決定した。
 大賞を受賞した「rebake」は、全国各地の名店のパンを味わえるお取り寄せプラットフォームとして、生活者と全国のパン生産者をつなげている。食品ロスになりかねない商品の販路拡大を支援することで、生活者と生産者の好循環を促す取り組みを行っている。
 特別賞を受賞したのは、ドラフトが運営するメンズ服の通販サイト「Dcollection(ディーコレクション)」。従来のアパレル販売とは異なり、「ファッション初心者」をターゲットにしている。コンテンツなどを生かした接客サービスにも注力しており、動画による商品紹介や「LINE」を活用した相談サービスを提供している。
 11月5日には、「NgCA2021」の表彰イベントを開催する。大賞を受賞したクアッガの斉藤優也代表、特別賞を受賞したドラフトの伊藤佑樹CEOが登壇し、ECを通じた新しい取り組みなどを紹介する。表彰イベントは、オンラインで配信する。参加費は無料で定員は300人。「NgCA」の公式ウェブサイトから参加申し込みを受け付けている。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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