【食品通販・食品宅配市場 最新動向分析】 自宅需要の継続策が鍵に/消費者に生活習慣として根付くか(2021年10月14日号)

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 食品通販・食品宅配による無店舗販売食品市場は、コロナ禍を追い風に需要を取り込んだ。5度にわたる緊急事態宣言に伴い、自宅で過ごす時間が長期化。自宅で料理をしたり、レストランなどの味を取り寄せて楽しむスタイルが生活になじみつつある。20年はECの新規参入が相次いだ一方で、早々に撤退した企業も出てきており、競争の激しさが増してきた。また、物流面でもコロナ禍の急増に対応するために積極的な設備投資を行う企業も目立つ。フードロス対策で、消費者との接点も広げる例もある。コロナ禍で獲得した顧客を21年以降もいかに継続して安定的に利用してもらえるか。コロナが落ち着きつつある中、食品の無店舗販売企業の動きが注目される。

(続きは、「日本流通産業新聞」10月14日号で)

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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