【宅配水3社に聞く〈21年4―9月市況〉】 コロナ禍の水消費継続/「緊急事態」で対面営業に課題も(2021年9月30日号)

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緊急事態宣言で催事が滞ったケースも

緊急事態宣言で催事が滞ったケースも

 本紙はこのほど、21年4―9月(21年度上半期)の宅配水市場について、主要3社への聞き取り調査を実施、ウォーターサーバーの水ボトルの消費量は、20年に引き続き高い水準で推移していることが分かった。事業者によっては、消費量にばらつきはあるものの、コロナ前と比較すると、依然として高い水準を維持できているようだ。一方で、4月以降、緊急事態宣言が多くの都道府県で発出されたことから、「商業施設での催事販売の実施数は伸び悩んだ」という企業もあった。


■ナックは水消費量、コロナ前比5%増

 聞き取り調査は、ナック、アクアクララ(本社東京都)、富士山の銘水(本社山梨県)の主要宅配水3社を対象に行った。「21年4月以降も、顧客の1人当たりの水消費量が、コロナ前と比較して高い水準を維持している」点については、3社に共通していた。

(続きは、「日本流通産業新聞」9月30日号で)

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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