フェリシモ 21年3―8月期/営業利益9億円超に/顧客増加で業績予想を上方修正(2021年9月30日号)

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 フェリシモは9月29日、21年3―8月期(中間期)連結業績予想の修正を発表した。営業利益は前回予想を7億5500万円上回る9億3000万円に上方修正した。新規獲得顧客数、継続顧客数とも想定を上回り、売上高が期初計画を上回るためだ。
 売上高は前回予想を10億1600万円上回る168億9400万円に修正した。独創的な商品開発と、各種メディアの積極的な活用によって、新規顧客獲得数が想定を上回った。マーケティング施策が奏功したことで、継続顧客数も順調に推移。顧客単価も計画を上回った。
 顧客数の増加に伴う出荷件数の増加で、商品送料などの諸費用は計画を上回った。ただ、一般管理費や設備費が計画を下回ったことから、営業利益を上方修正した。
 経常利益は前回予想を8億6800万円上回る10億5900万円に、中間純利益は同7億5200万円上回る9億3500万円に上方修正した。
 中間期連結業績予想の修正に伴い、22年2月期の通期連結業績も上方修正した。売上高は327億9300万円(前回予想は321億9400万円)、営業利益は6億3100万円(同3億7700万円)、経常利益は7億7800万円(同4億800万円)、当期純利益は7億7600万円(同3億9000万円)を予想している。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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