ヤーマン 21年5―7月期/通販部門は減収増益/テレビ通販減らし効率改善(2021年9月16日号)

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 ヤーマンの21年5―7月期(第1四半期)における直販(自社通販)部門の営業利益は前年同期比29.5%増の18億4700万円だった。媒体費が重いインフォマーシャルを減らし、広告効率が向上した。同部門の売上高は同5.2%減の31億2000万円で減収だった。直販サイトやモールを中心としたECは堅調だったが、前年同期には及ばなかった。
 海外部門業績は売上高が同32.0%増の31億4800万円、営業利益は同31.6%増の11億500万円だった。中国国内のECが順調だった。
 商品別では、自主企画(PB)商品が売上高の85%を占めた。化粧品は、ブランド「オンリーミネラル」のほか、美顔器と併用できる化粧品も引き合いが良かったという。
 第2四半期以降は、テレビCMなどによる広告宣伝の強化と、次期以降に向けた新製品の研究開発に投資を行う予定。中期経営計画に掲げる「売上高500億円、営業利益率20%以上」の達成に向けて取り組む。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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