デファクトスタンダード/買取合計金額20倍/オンライン査定が伸長要因(2021年8月5日・12日夏季特大号)

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 ブランド品買い取り販売サービス「ブランディア」を運営するデファクトスタンダード(本社東京都、仙頭健一社長)は7月7日、オンライン買い取りサービスの取扱高がサービス開始当初と比較して20倍に伸長したと発表した。予約なしですぐに査定を行う「今すぐ査定」サービスを開始したことが、主な伸長要因だという。
 20年7月に開始した買い取りサービス「ベル」は「ZOOM(ズーム)」を活用し、オンラインで商品を査定するサービス。「ベル」は予約制のみで提供していた。だが、20年11月から予約なしで査定に対応する「今すぐ査定」を開始した。
 買い取り希望者が気軽にサービスを利用できるようにしたことで、21年4―6月における買い取り金額の合計は、20年7~9月と比べて約20倍に伸長したという。
 「21年6月から不定期だが、サービスの終了時間を午後9時まで延長している。仕事終わりに利用してもらえるように試験的に延長した。会社員が昼の休憩時に利用してくれるケースも多い」(広報・友寄寛子氏)と話す。
 ユーザー目線によるサービスの改善を続けていることで、利用者の拡大につなげているようだ。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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