ユニクロ 20年9月―21年2月期/EC売上40.5%増/柳井社長「成長の鍵はネット販売」

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決算説明会で登壇する柳井正社長

 ユニクロ(本社山口県、柳井正社長)の20年9月―21年2月期(中間期)におけるEC売上高は、前年同期比40.5%増の738億円だった。EC化率は、同3.7ポイント増の15.0%にまで高めている。柳井社長は、グローバル展開においても「ネット販売が鍵」と語った。
 ユニクロはEC事業の成長を加速させている。話題性のある商品の投入や迅速に発送できる物流設備、利用率の高いアプリなど、これまで培ってきたサービスが成長に寄与している。コロナ禍で外出を自粛する顧客の獲得にも成功している。
 柳井正社長は、今後の戦略について、「これから世界がどう変化しようと、大きく成長する企業にとってグローバル展開するしか生きる道はない。30年までに世界で50億人が中産階級になる。その半数以上がアジア。従来以上に本格的にアジアに進出していく」と語った。
 さらに、柳井社長は「そのための鍵を握るのがインターネット販売。店舗での販売とインターネット販売を融合し、相乗効果を出していく。オンラインで注文した服を店舗で受け取れば、受け取ったその場で着用が可能で、サイズが合わなければ交換もできる。ご来店の機会に他の商品を購入されるお客さまも多数いる。店頭受け取りを利用するお客さまは、例えば、英国では40%に達しており、他の国でもさらに増加を見込んでいる。各国におけるECのさらなる強化のため、現在、世界中に自動倉庫を建設中だ」と説明した。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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