ニナファームジャポン/21年3月期、86億円に上方修正/22年3月期は100億円も視野に

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「サンテアージュOX―288 ゼウス」

「サンテアージュOX―288 ゼウス」

 ニナファームジャポン(本社東京都、ベジット・イディアス会長)の業績が好調だ。20年4月~21年2月までの売上高は前年同期間比23%増の70億円を突破。全ての月で前年同月を20%上回っており、年間で最も月の売り上げが多い3月が控えているため、21年3月期の予想売上高を86億円に上方修正した。
 当期は毎月、新規会員が2000人から3000人と順調に増えている。サロンなどで対面での製品体験や、オンラインセミナーの組み合わせが奏功しているという。
 20年3月度の月間売上高は15億7500万円。仮に前年と同じ月商となれば通期売上高は86億円となる見通しだ。今のところ18億円を見込んでいるという。
 1~3月までの期間限定で4万個を上限に、仏・ニナファーム社が開発した独自成分「オキシリア」(オリーブ葉、ローズマリー葉、黒インゲン豆抽出物)を配合した「サンテアージュOX―288 ゼウス」を販売。4月に14周年記念コンベンションの開催を控えているため、前年度の実績は超える見通しだ。
 22年3月期は売上高100億円の達成を視野に入れている。
 全国29カ所で展開する会員運営のサロン「プラッス ドゥ ニナ」で、購入頻度が増えたことも貢献した。スキンケアの貸し出し件数が増加しており、サロンなどを利用した小規模の体験会を通じてブランドチェンジを促してリクルートを後押ししているという。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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