ヤーマン 20年5月―21年1月期/直販の利益202%増/EC売上が好調を維持

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化粧品ブランドの「オンリーミネラル」などリピート商材を強化し直販の売り上げ向上を図る

化粧品ブランドの「オンリーミネラル」などリピート商材を強化し直販の売り上げ向上を図る

 ヤーマンが3月12日に発表した20年5月―21年1月期(第3四半期)の連結決算によると、直販(自社通販)部門の営業利益は、前年同期比202.6%増の45億6500万円だった。自社ECサイトを中心にECチャネルの売れ行きが好調を維持した。直販売上高は同142.7%増の95億3200万円だった。
 直販部門は、テレビ通販、ウェブ、雑誌、新聞広告などを用いたプロモーションを展開している。宮崎昌也取締役管理本部長は「第3四半期は美顔器など秋冬向けの商材がメイン。例年、脱毛器など春夏向けの商材は売れ行きが落ち込む傾向にあるが、今回は落ち込みが少なかった。コロナ禍の消費者のマインドとして、エステサロンやスパなどに行くことを控えている人が多いのかもしれない」と話している。ヤーマンの脱毛機器を使い始めた人が、そのまま定着する例が増えていると見ている。
 海外部門では、中国のTモール(天猫)などが順調に伸長した。海外売り上げは同152.5%増の85億3400万円、営業利益は同150.4%増の25億8300万円となった。


■リピート商材強化へ

 今後は、

(続きは、「日本流通産業新聞」3月18日号で)

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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