RIZAPグループ 20年4―12月期/売上・利益は回復傾向/非対面の導入、コスト削減が奏功

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非対面サービスを強化している

 RIZAP(ライザップ)グループの20年4―12月期(第3四半期)における営業利益は、前年同期比37.9%減の27億6900万円だった。新型コロナウイルスの影響でパーソナライズジムの利用者が激減したものの、非対面サービスの導入や徹底したコスト削減などで売上高・営業利益とも回復傾向にある。
 RIZAPグループの20年4―12月期(第3四半期)における売上高は、同13.9%減の1300億2200万円だった。四半期純利益は2億100万円の損失(前年同期は4億8600万円の損失)だった。
 収益構造改革と新たな収益源の創出を同時に進めている。店舗の統廃合や社員の配置・シフトを見直し、広告宣伝などの見直しを進めたことで、販管費は約100億円削減した。グループ間のデータ連携により、コストの最適化も図っている。
 パーソナルジムを運営するボディメイク事業では、動画コンテンツの拡充や無人ルームの試験的導入により、非対面サービスを確立しようとしている。安全対策の徹底も奏功し、売り上げは回復傾向にあるという。12月には今期初めて前年同月の売り上げを超えた。
 グループ企業のEC化も進めており、EC化率は20年3月期が11.0%だったのに対し、第3四半期は18.0%にまで伸びている。雑貨販売の「HAPiNS」はライブ配信で顧客獲得を進め、キッチン用品などを販売するイデアインターナショナルは自社ECを強化し、EC売上高を拡大している。
 21年3月期の業績は、緊急事態宣言の再発令などによって状況が変化しているため、現時点での見通しが不透明ということで未定としている。

EC化率が拡大

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