ニトリホールディングス 20年3―11月期/通販売上高59%増/巣ごもり需要で好調維持

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 ニトリホールディングス(HD)が12月25日に発表した20年3―11月期(第3四半期)における通販売上高は、前年同期比59.5%増の527億円だった。巣ごもり需要を受け、EC限定販売商品を中心とした生活用品の販売が好調を継続し大幅な増収になった。
 コロナ禍での外出自粛が長期化する中、巣ごもり消費の拡大が継続している。運営するECサイト「ニトリネット」で、「おうち時間」特集を継続して掲載し、関連商品を訴求していることも購買率向上につながっているという。
 連結売上高に占める通販売上高の割合は、同2.9ポイント増の9.7%となった。座椅子や布団など、大型家具を中心としたEC限定商品が通販売り上げの好調をけん引している。
 実店舗などを含む全体の連結売上高は、前年同期比12.2%増の5401億4600万円。営業利益は同40.3%増の1185億4400万円、経常利益は同39.1%増の1196億8400万円、四半期純利益は同33.4%増の767億2300万円だった。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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