日本トリム 20年4―9月期/ウェブ販売に3億円投資/営業利益21.6%減

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日本トリムのランディングページ

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 電解水素水整水器を展開する日本トリムは、職域販売を手掛けるウォーターヘルスケア事業の20年4―9月期(中間期)の営業利益が、前期比21.6%減の11億900万円となった。4.5月の緊急事態宣言中に職域販売のセミナーを実施できなかったことが影響した。同社では、新たな販売チャネルとしてウェブ販売を確立するため、今期中に3億円を投資するとしている。
 ウォーターヘルスケア事業の売上高は、前期比15.5%減の65億6500万円だった。緊急事態宣言中は、セミナーの開催が大幅に制限されたが、9月末時点では、セミナーの開催数が、コロナ前の水準にほぼ戻っているとしている。20年10月―21年3月(下半期)の整水器の販売は、前年同期比で増収となる見込みだという。
 日本トリムによると現在、電解水素水整水器に関する、ウェブからの問い合わせが急増しているという。
 ウェブのランディングページ経由の資料請求の件数は、コロナ前の20倍超となっているという。
 同社では、リスティング広告、大手ポータルサイトのバナー広告、SNS広告などを使い、戦略的にウェブ上での認知を拡大している。20年3月期中に実施するとしている、3億円の先行投資には、こうしたウェブ広告への出稿費用も含まれているという。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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