日本通信販売協会/中小EC企業を表彰/大賞は「FABRIC TOKYO

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 公益社団法人日本通信販売協会(JADMA、事務局東京都、粟野光章会長)は9月17日、中小EC事業者を表彰する「ネクスト ジェネレーション コマース アワード(NgCA)2020」の受賞企業を発表した。大賞にはファッションECのFABRIC TOKYO(ファブリック・トーキョー)を選出。10月6~7日には、オンラインで受賞企業の先進的な取り組みを掘り下げるトークセッションを開催する。
 「NgCA2020」は、デジタルコマース分野において顧客体験に関する新しい取り組みを行っている中小EC事業者を表彰する。
 大賞にはカスタムオーダーファッションサービス「FABRIC TOKYO」を提供するファブリック・トーキョー、特別賞には家具のサブスクリプション(サブスク)サービス「subsclife(サブスクライフ)」を提供するサブスクライフを選出した。
 ファブリック・トーキョーは循環型経済を意識し、顧客ニーズと社会変化にマッチしたサービス展開を行っている点が授賞理由になった。D2Cブランドクリエーターのための共創型コミュニティーを創設し、EC業界に貢献している点も評価したという。
 サブスクライフは良質な家具を所有するだけでなく、必要な分だけ利用する概念を生活者に広げている点が授賞理由となった。サービス自体が家具メーカー(ブランド)の顧客接点となり、ブランドと顧客をつなげる役割になっている点も評価した。
 表彰イベントでは大賞や特別賞の受賞式を行うだけでなく、受賞企業によるトークセッションやスポンサーセッションも実施する。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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