蛇の目ミシン工業 20年4―6月期/前年比29.2%増収/コロナ禍でミシン需要が高まり

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 蛇の目ミシン工業の20年4―6月期(第1四半期)における連結業績は、コロナ禍による外出自粛に伴い、手作りマスクが浸透したことで、ミシンの需要が高まり、売上高は前年同期比29.2%増の105億1300万円になった。営業利益は11億1000万円、経常利益は11億500万円、当期純利益は8億9200万円だった。
 「家庭用機器事業」は、新型コロナウイルスの影響で、自宅で過ごす時間が増えたほか、手作りマスクが浸透したことを受け、ミシンの需要が高まり、国内外において大きく販売を伸ばした。
 その結果、海外・国内ミシンの販売台数は42万台で、前期よりも12万台増加した。売上高は25億3100万円増の85億5500万円、営業利益は10億1700万円増の11億6100万円だった。
 「産業機器事業」は、新型コロナウイルスの影響で、設備投資を控える動きが強まり、売上高は2億200万円減の12億6300万円だった。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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