アイケイ 20年5月期/営業利益は5.9億円/子会社のBtoCが2桁増収

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 アイケイが7月15日に発表した20年5月期連結業績は、営業利益が前期比36.9%増の5億9000万円だった。子会社でBtoC向け通販を手掛けるプライムダイレクト(本社愛知県、長野庄吾代表)の売上高が、前期比11.1%増の66億5600万円となるなど連結売り上げをけん引。営業増益に寄与した。
 売上高は同4.9%増の184億8300万円で過去最高を更新した。内訳はアイケイ本体が手掛ける生協や通販事業者向け商品供給の売上高が、同1.6%増の115億3900万円。プライムダイレクトが66億5600万円。システム販売のアルファコムが同6.8%増の2億8700万円だった。
 販売チャネル別の売上比率は、生協向け商品供給が全体の39%、BtoC向けのテレビショッピングが26%、通販事業者向け商品供給が12%を占めている。
 返品調整後の売上総利益率は48.1%で、前期比2.8ポイント改善。売上高販管費率は44.9%となり同2.1ポイント増加した。荷造運賃と広告宣伝費の売上比率が増加したためだ。
 経常利益は同42.5%増の6億2300万円、当期純利益は同61.3%増の3億8400万円だった。
 今期(21年5月期)の連結業績予想は、売上高が前期比4.2%増の192億6800万円、営業利益は同11.6%増の6億5900万円、経常利益は同6.0%増の6億6100万円、当期純利益は同2.3%減の3億7500万円を見込んでいる。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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