カタログハウス 20年3月期/営業利益10億円強/広告投資抑制し黒字に回復

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 カタログハウス(本社東京都、松尾隆久社長)が7月10日に明らかにした20年3月期の業績は、営業利益が10億9000万円(前期は2000万円の損失)となった。経常利益も14億9000万円(同1億5000万円の損失)となり、営業・経常利益とも黒字を計上した。19年3月期の営業・経常損失を踏まえ、広告投資を抑制したことが寄与した。
 売上高は前期比5.8%減の245億8000万円だった。19年10月以降の下期は、新規顧客獲得のための広告投資を抑えたために減収となった。19年3月期の売上高は260億8000万円だった。
 今期の計画について松尾社長は「テレビ・ウェブ展開を強化し、新規顧客獲得と定着化という通販の原点を追求して、長期の安定経営を目指していきたい」とコメントしている。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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