ジャパネットたかた/生産者の応援開始/TV通販通じて商品紹介

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 ジャパネットたかた(本社長崎県、高田旭人社長)は4月22日、食品などの生産者から直接商品を購入し、テレビショッピングなどで紹介する「生産者応援プロジェクト」を開始した。新型コロナウイルス感染拡大に伴い、販売先が少なくなっている生産者を応援していく。
 第1回となる同日には、三重県産品の「養殖マダイ」「松坂牛」「熊野地鶏」を紹介した。次回は4月末から、北海道や秋田県の特産品を紹介する予定。今後は各都道府県と連携を取りながら、日本全国へ広げていく。
 いいものなのに販路が減少している商品を、テレビショッピングなどを通じて紹介することで、インターネットでの購入に慣れていない顧客にも広く届けられると判断した。通販事業の強みを生かし、生産者と協力しながらお得な価格で顧客に提供するという。
 高田社長は「家電を中心とした通販事業を主としているが、食品に関しても生産者と消費者をつなぐことに社会的な使命があるのではないかと考え、プロジェクトを始めることにした」とコメントしている。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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