高島屋 20年2月期/通販売上6.3%増/専門部署設置でEC売上は9.8%増

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 高島屋の20年2月期におけるクロスメディア事業の売上高は、前期比6.3%増の276億4000万円だった。他の百貨店がカタログ通販から撤退する中、高島屋に顧客が流れている。事業部を分けて、取り組みを強化したことでEC売上高は、同9.8%増の185億円になった。
 他の百貨店通販の顧客に利用を促すため、エリアを絞って集中的にプロモーションを展開した。これまで全国紙のみだった広告を地方紙にも出稿したり、地方紙の配布エリアで新聞折り込みチラシを配布したりした。
 販促だけでなく、顧客の声をもとに、他店で実施していた良い取り組みを積極的に取り入れている。商品情報をより詳細に記したり、サイズ展開を拡充したりしている。

(続きは、「日本流通産業新聞」4月30日・5月7日合併号で)

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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