グリムス 中間期/9.7%増収/蓄電池販売は700台に

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 太陽光発電の催事販売を行う、グリムスのスマートハウスプロジェクト事業の19年4―9月期(中間期)の売上高は、前年同期比9.7%増の18億1000万円だった。蓄電池の販売に注力したことで増収した。期中の蓄電池の販売数は、前年同期と比べ200台増の700台だったという。
 同社は18年9月以降、太陽光発電と蓄電池のセット販売から、蓄電池の単体販売に営業をシフトさせている。同時に、顧客に提案する際も、売電型から、自家消費を薦める営業にシフトさせていったという。FIT(固定価格買取制度)の満了を迎える顧客や、昨今の異常気象による災害で停電が長期化する例が続出したこともあり蓄電池のニーズが高まり、販売数が伸びたと分析している。
 新卒採用も含めて、人員の補強を積極的に行い、19年9月末時点では、前年同時点と比べ10人増の78人で営業活動を行っているという。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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