ナチュラリープラス(本社東京都、名越隆昭社長)は、新規会員登録した人を対象に、活動資格を取得するためのテストを受けることを義務化する。また新規登録者に本社のコールセンターが、自分の意志で登録したかなどを確認するための「ウェルカムコール」も開始する。
法令順守のための施策は、一部業務停止期間が明けた12月10日、東京都内で開催したコンベンション「ナチュラリープラス・コンベンション 2099メイド・イン・ジャパンの底力」で名越社長が明らかにした。
会場に集った2019人を前に名越社長は、「9カ月間、新規登録を停止した。昨年5月の自粛から数えると約20カ月におよんだ。この間、事実無根の誹謗・中傷も出回った。心を痛めることも多々あり、皆さまに心労をおかけし申し訳ない」と謝罪した。その上で第2創業を宣言し、着実な一歩を踏み出すための施策を発表した。
一つ目が活動資格を取得するためのテストの実施。ナチュラリープラスの会員登録は、ナチュラリープラスへの勧誘活動などができる「HCA」と、主に会員価格で製品を愛用する人向けの登録で、ビジネス会員の勧誘はできず製品を勧めることのみ可能な「HCB」がある。新規登録した「HCA」「HCB」会員は、それぞれ専用のテストを受けて合格するまで活動を制限されることになる。
(続きは、「日本流通産業新聞」12月15日・22日合併号)
ナチュラリープラス/活動資格取得テストを導入へ/コンベンションで第2創業を宣言
- タグ: イベントコンベンション
記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。